カエデのサイト

幸せになってください

記録

1. 感想

趣味の悪いゲーム面しといてちゃんとしたシナリオをぶつけられました。

広告で「みんな死にます(暗黒微笑)」みたいなノリの宣伝をしているというイメージしかなかったのでだいぶ穿った目で見ながらプレイしていたところがあります。ここ反省点ね。

推理モノADVとしての個人的な評価は後半で割と持ち直してそこそこいい寄りかなという感じです。前半のほうがなんか証拠からそれ分かる? みたいな推理多くなかった? 私がアホなだけという可能性は十分ある(というか多分そう)けど。

普通に趣味は悪い

いやまぁシナリオが思ったよりも光だったというだけで過程は最悪だったと思うよ。特にエマ編。
「死亡フラグ立たせまくるやんけ~~」って思ったらもうほぼ死亡確定みたいなシナリオだったし。反省しろよお前なんだこのシナリオ。

こんなことさせんな。

殺すな!!!

癒し女

エマ編ではシェリー、ヒロ編ではレイアがかなり場を和ませてくれた気がする。でも全体の雰囲気をよくしてくれたという意味ではレイアに軍配が上がるかも。
エマ編でやっちゃったとはいえリーダー向きの性格してるとは思うし。リーダーやるには絶望的にアホだから結論としてはこいつにリーダー任せるのやめといたほうが良いけど。

相棒的な意味ではシェリーのほうがお助けキャラ感強かった気がする。推理面でもちゃんと議論に参加できる側のキャラだったし。
エマ編・ヒロ編どっちでもハンナのために死ぬのマジで光の女すぎるけどやめてね。

ナノカとマーゴ

この二人ねぇ。大体喧嘩吹っ掛けてくるマーゴと立ち回りがアホ気味(特にエマ編2話)のナノカ。
ただナノカに関しては答え合わせがされているというか普通に根っこがそういうタイプじゃないのに無理して立ち回ろうとしてただけだからね。お姉ちゃんと一緒に過ごせてよかったなお前な。

マーゴはなんかもう俺お前のことわかんない。いやわかるけどわからない。魔女化の影響ってことにしていいか全部?
普通にエマ編で魔女化の影響あるとはいえやらかしてるのがずっと尾を引いてる。まぁ魔女化関係ない素の性格が今回のメンツの中では牢屋敷の環境と悪い意味で合っちゃっただけで、タロットエンドはまだ序盤だから元の性格に魔女化の影響が悪さしてああなったんであろうと納得しています。
最後牢屋敷に残って復活した元なれはてたちの社会復帰を手伝っている様子なのでもう一回人を信じられるようになったんでしょう。もうカスタロットで疑心暗鬼生み出すなよ!!

ココ

叶黎明だと思うんですよ。みんなもそう思ってんじゃないの?

ここモロに叶黎明やないですか。ジャンケットバンク読んでないのか!!

魔法のこともあっておいしいところが多かったイメージ。割とすぐ死にそうと思ってたけどなんだかんだ目立ってたよね。

かなり口が悪いけど愛嬌あるので結構好きでした。2章でもうちょっと考えて行動してたらなぁ。やっぱアホだよお前。そういうところがお前のいいとこでもあるけど。

ヒロ

お前は幸せになっていいよ。それだけです。

ヒロがかなり暴走機関車というか魔女化の影響と本来の性格が最悪のベストマッチを起こして「バーリトゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!」の妖怪裁判荒らしになってたけど。
「正しくない」言い過ぎてもう「うんうんせやね~~」って感じだったのでそういう意味ではヘイトコントロールうまいキャラだなと思いました。お前絶対二次創作でいろんなものに「正しくない!!」って言わされまくってるだろ。

ここ(2章1話)みんなに反論をぶつけて意見を変えさせ、最後にマーゴにこの偽証をぶつけるカスのダンガンロンパしててすごかったです。

「正しさ」が売りのキャラの基本戦術に「嘘をつく」ことが組み込まれているのやばすぎる。お前レイアが「目立てるから」って理由で偽証にも乗るようなアホじゃなかったら詰んでるんだからな。

エマ

ごめーーーーーーーーーん!! おれが悪かったーーー!!

ヒロ編に入ってからずっとエマのことを疑ってて、「どう整理しても被害者面だけはエマ本来の性格の悪さとしか思えないなぁ」と思いながらプレイしてたんですけど。
そんなことなかったよ。お前はただ、意思が弱かっただけなんだよ。勇気が出なかっただけなんだよ。唯一の友達のヒロに見捨てられたくなかっただけなんだよな。

性格に問題がなかったとは言えないけど、いじめを黙認してたことも悪くないとは言えないけど、それでも最後まで前を向いて他人のために動ける子だということも事実なんですよ!!!
偽善でもあの終わり散らかしている牢屋敷の中で希望を捨てずに頑張ってたんですよ!!!!

「桜羽エマは世界に禍をもたらす魔女」じゃないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そうだよね!!! ヒロちゃん!!!! エマちゃん!!!!!!!!

ちょっと気になったところ

落ち着いたので真面目に話しますね。

推理パートが単調だなとは思いました。後半になるにつれ「一回の審問での会話が長い」、「審問以外のアクションがない(発言に対する反論・偽証・賛成のみ)」ことが気になりました。
言葉を選ばずに言うと退屈に思えるところもあったよねって話です。
最終話だけはこの審問に魔法の選択肢が入ってきたけどこれもまぁあんまり変わらないしね。
このゲームを通してダンガンロンパって裁判が単調になりすぎないようあの手この手でユーザーを楽しませる作りになってたんだなと思いました。
もちろんインディーゲームにそのレベルを求めるのはお門違いなので、あくまでもちょっと言うなら、くらいのことです。

まとめ

露悪売りのゲームかと思えば大筋で言えば真っ当なシナリオでぶつかってきた作品でした。搦手を想像してたら右ストレートでぶん殴られたみたいな感じ。
「物事にも人にも多角的な面がある。単純に理解すべきではない」というのはこのゲーム通して伝えたいことでもあるのだと思います。
エンディングの解放された後の姿も、魔女化によって悪い方向にバイアスがかかった一面も、どちらも彼女たち。記号的に理解すべきではないですね。マジでごめんなさい。特にエマ。

ありがとう。幸せになってください。

おまけ

おれはAcaciaに殴り込みに行くべきだと思うんだけどみんなはどう思う?